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渡辺 順三(1894-1972)
渡辺 順三(わたなべ じゅんぞう、1894年9月10日-1972年2月26日)は、大正・昭和期の歌人。 経歴 富山県富山市に生まれる。士族の家柄で、祖父は富山藩砲術指南である。しかし家は維新後に没落。父は小学校の校長を勤めたが、精神病を患い順三が12歳のときに亡くなった。姉夫婦の援助で富山中学校に進学するが、他人の世話になることを好まない母の方針により三ヶ月で中退し、母とともに上京して、神田の家具店に住み込みで働き始めた。母は東京控訴院検事長河村善益の家の住み込み女中となった。 1910年、流行性脳脊髄膜炎にかかり、その後遺症で左耳の聴覚を失う。1913年頃から「時事新報」の窪田空穂選...
この人物の情報
schema:alternateName | ワタナベ ジュンゾウ |
schema:name | 渡辺 順三; 渡辺順三 |
schema:abstract | 渡辺 順三(わたなべ じゅんぞう、1894年9月10日-1972年2月26日)は、大正・昭和期の歌人。 経歴 富山県富山市に生まれる。士族の家柄で、祖父は富山藩砲術指南である。しかし家は維新後に没落。父は小学校の校長を勤めたが、精神病を患い順三が12歳のときに亡くなった。姉夫婦の援助で富山中学校に進学するが、他人の世話になることを好まない母の方針により三ヶ月で中退し、母とともに上京して、神田の家具店に住み込みで働き始めた。母は東京控訴院検事長河村善益の家の住み込み女中となった。 1910年、流行性脳脊髄膜炎にかかり、その後遺症で左耳の聴覚を失う。1913年頃から「時事新報」の窪田空穂選... |
schema:birthDate | 1894 |
schema:deathDate | 1972 |
schema:description | 歌人 |