中尾政之 著
リーマンショックから東日本大震災を経て、日本が大きく変わってきたことを、本書では、「まさか」の失敗と「まさか」の成功に注目して述べている。今こそ、「つい、うっかり」の失敗だけでなく、"地雷"(そんなものだと諦めて放置されたリスク)の撤去作業も始めるべきである。放置されていたリスクが顕わになったのが、福島第一原発での事故である。社会は待ってくれない。本書を通じて、成功と失敗の裏に隠された"違和感"、つまりは「攻めの失敗学」について深い理解を得ることができる。
「BOOKデータベース」より
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