読書家ということで、なぜか異世界に転生させられた高校生・陵陵。彼に与えられたのは、"神製の本"を探すという使命と、万物を具現化できる「無限召喚本」だった。突如襲ってきた謎の組織「不死の血統団」を撃退したミササギは、そのボス「偽神」の能力を受け継ぎ、組織の新たなボスとして君臨、さらには偽神そのものとなった。続けて彼は、偽神の抱える呪いを解くべく、帝都地下最奥に潜むもう一人の偽神の殺害計画を進める。だが、時を同じくして、偽神討伐を掲げる帝国軍がミササギを殺害するため進攻を開始するのだった。帝都地下を舞台に、ミミサギ率いる不死の血統団、もう一人の偽神勢力、そして異世界最強戦力「勇者」を有する帝国軍が激突。敵味方の見境さえなくした壮絶な争いの中、ついにミササギは自分が殺すべき本当のラスボスと対面する。剣と魔法のファンタジー世界を本一冊で無双する!本好き青年の異世界バトルファンタジー、堂々完結!
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