四字熟語の中国史

冨谷至 著

「温故知新」「風林火山」「臥薪嘗胆」「蛍雪之功」-どこかで目にしたことのある四字熟語の背景には、どんな歴史や思想があったのだろうか。『論語』や『司記』、諸子百家の思想等に登場する四つの漢字を"窓"として、古代中国を遠望する。漢字文化圏の基礎にある言葉や考え方が、紆余曲折を経て、遠い時代や場所へと伝わる筋道が見えてくる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 聖人を語った言葉-孔子と『論語』(温故知新-なぜ「温」が「たずねる」なのか
  • 韋編三絶-書写材料の変遷
  • 盗泉之水-「正名」それとも「潔癖」 ほか)
  • 2 諸子百家の興宴-春秋戦国時代の思想(守株矛盾-韓非子の儒教批判
  • 宋襄之仁-宋の人はなぜ笑われるのか ほか)
  • 3 太史公の歴史がたり-『史記』の世界(酒池肉林-「暴虐なる王」の背景
  • 臥薪嘗胆-語り物と熟語の完成 ほか)
  • 4 転換する時代と四字熟語-古代の終焉(乱世姦雄-曹操の墓をめぐって
  • 親魏倭王-称号が語る日中交渉 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 四字熟語の中国史
著作者等 富谷 至
書名ヨミ 4ジ ジュクゴ ノ チュウゴクシ
シリーズ名 岩波新書 新赤版1352
出版元 岩波書店
刊行年月 2012.2
ページ数 204p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431352-6
NCID BB08353865
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全国書誌番号
22065297
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言語 日本語
出版国 日本
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