海と生きる作法

川島秀一 著

三陸の漁師たちは海で生活してきたのではなく、海と生活してきた。今こそ、津波に何度も来襲された三陸沿岸に生き続けた漁師の、運命観、死生観、そして自然観に学ぶときではないか。「海と生きる」という意味を考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 三陸の海から(三陸の海と信仰
  • 三陸の歴史と津波-海と人のつながり
  • 「東北」の過去から未来へ向けて-津波と三陸沿岸をめぐって
  • 津波と生活文化の伝承
  • 自然災害から回復する漁業集落の諸相-東日本大震災と三陸漁村
  • 三陸大津波と漁業集落-山口弥一郎『津浪と村』を受け継ぐために)
  • 2 漁師の自然観・災害観(海の音の怪
  • 津波と海の民俗
  • 魚と海難者を祀ること
  • 災害伝承と自然観)
  • 3 海の傍らで津波を伝える(津波石の伝承誌
  • 津波碑から読む災害観-人々は津波をどのように捉えてきたのか
  • 災害伝承と死者供養
  • 津波伝承と減災)
  • 4 動き始めた海の生活(「情けのイナサ」を再び-仙台市若林区荒浜の漁業の再興
  • 和船の復元と漁労の復興-閖上と歌津
  • 海は一つの大きな生き物である)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 海と生きる作法
著作者等 川島 秀一
書名ヨミ ウミ ト イキル サホウ : リョウシ カラ マナブ サイガイカン
書名別名 漁師から学ぶ災害観
出版元 冨山房インターナショナル
刊行年月 2017.3
ページ数 293p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-86600-025-1
NCID BB23309053
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全国書誌番号
22868038
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言語 日本語
出版国 日本
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