死の都の風景

オトー・ドフ・クルカ 著 ; 壁谷さくら 訳

アウシュヴィッツでの子供時代。収容所の記憶、母親の消息、奇怪な夢、神の存在など、「説明のつかない廃墟の風景」(カフカ)を、テープ録音起こしと日記で綴る。ユダヤ現代史家による異色の省察。図版多数収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 終わりでもある始まり
  • テレージエンシュタットからアウシュヴィッツへ
  • 「家族収容区」の最終撤去
  • 一九四四年秋、アウシュヴィッツ-亡霊の都
  • 記憶の光景をめぐる所見と当惑
  • ガス室の前で残された三つの詩
  • 死の都の衛星都市への旅
  • 私だけの神話の風景-閉ざされた慈悲の門
  • 渡れない川と「掟の門」
  • 歴史と記憶の追及
  • 夢 プラハのユダヤ人地区と大いなる死-二〇〇三年七月二十八日の日記より
  • 時の中で凍りついた医師メンゲレ-二〇〇一年一月二十二日の日記より
  • 神の嘆き-二〇〇二年八月十七日と二〇〇二年十一月十五日の日記より
  • 補遺 絶滅収容所のゲットー-ホロコースト時代のユダヤ社会とその限界

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 死の都の風景
著作者等 Kulka, Otto Dov
壁谷 さくら
クルカ オトー・ドフ
書名ヨミ シ ノ ミヤコ ノ フウケイ : キオク ト シンショウ ノ セイサツ
書名別名 Landscapes of the Metropolis of Death

記憶と心象の省察
出版元 白水社
刊行年月 2014.5
ページ数 184,9p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-560-08352-9
NCID BB15437648
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全国書誌番号
22411880
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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