狩野重賢 画 ; 高岡一弥 アートディレクション ; 狩俣公介 解説
本図巻の絵図が写生スケッチであるという点は、絵画的な観点からも、完成された日本画の画集とはまた違った魅力があり、味わい深い。下絵の描き込みが部分的に省略されラフになっている点やあえて白地を塗り残して着彩しているところなどに、スケッチならではの素朴な風情がある。本書では、これらの美しい絵図をいっそうお楽しみいただけるように、線画のみの下絵をあらたに描き起こし、同時に収録している。
「BOOKデータベース」より
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