誤解だらけの遺伝子組み換え作物

小島正美 編

メディアが流す"リスク情報"はたいていの場合、何らかのゆがみ(バイアス)がある。その中でも最たるものが、遺伝子組み換え作物に関するニュースだろう-。同じ組み換え技術でもなぜiPS細胞は称賛され組み換え作物は否定されるのか?内外の専門家やジャーナリスト、有識者がその誤解を解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1部 なぜ誤解はいつまでも続くのか?-遺伝子組み換え作物に関する論争
  • 2部 日本ではなぜ理解が進まないのか?(遺伝子組み換え作物とは何か?
  • 生産者と消費者の目
  • 記者たちはどう見ているのか?)
  • 3部 遺伝子組み換え作物の真実(つくり話からの解放
  • 遺伝子組み換え作物は怖くない
  • 21の問い
  • 人間の進化と遺伝子の移動
  • 巨大企業と表示の義務化論争
  • 科学をゆがめているのは誰か?)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 誤解だらけの遺伝子組み換え作物
著作者等 小島 正美
書名ヨミ ゴカイダラケ ノ イデンシ クミカエ サクモツ
出版元 エネルギーフォーラム
刊行年月 2015.9
ページ数 302p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-88555-455-1
NCID BB19653077
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全国書誌番号
22708180
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
GM作物は北海道に有益 小野寺靖
「自覚なき消費、実態なき不安」って、なんだかヘン 中野栄子
あらゆる生物は遺伝子を持つ アナスタシア・ボドナー
つくり話からの解放 カール・ハロ・フォン・モーゲル
なぜGM作物に興味を持つのか 宮井能雅
なぜ誤解はいつまでも続くのか? 小島 正美
バイオテクノロジー企業の経営者、ニール・カーター氏との一問一答 ニール・カーター, フォーラット・ジャナビ
冷蔵庫から眺める日本の「食」事情 小田一仁
分子生物学者、ケビン・フォルタ氏との一問一答 ケビン・フォルタ, フォーラット・ジャナビ
品種改良は遺伝子の変化 小泉望
家族経営の農業生産者、ブリアン・スコットさんとの一問一答 フォーラット・ジャナビ, ブリアン・スコット
巨大企業とバイオテクノロジーの将来 スティーブ・サバージ
心やさしい親は遺伝子組み換え作物に賛成 カビン・セナパシー
教科書副読本に見るGM作物の誤解 森田満樹
有機論者が遺伝子組み換え作物を好む理由 ラメズ・ナム
漠然とした不安をどう考えるか 米谷陽一
現場を知る・知らせることの大切さ 蒲生恵美
現実を知って考えよう 平沢裕子
理解進まぬアメリカの現状 中島達雄
生物の進化は組み換えの歴史 フォーラット・ジャナビ
発がん性試験の不備 唐木英明
研究者と市民の橋渡し役 笹川由紀
科学は私たちを笑っている ジュリー・ケイ
米国とフィリピンの現状をレポート 日比野守男
表示の義務化に反対する根拠 マーク・ブラジアウ
遺伝子組み換え作物のウソが魅力的なわけ カミ・リアン
遺伝子組み換え作物は収量が高いか マイケル・シンプソン
遺伝子組み換え作物は怖くない アラン・マクヒューゲン
遺伝子組み換え作物を栽培する理由 ジェイク・ラーギュー
遺伝子組み換え作物を知る マイク・ベンジーラ
遺伝子組み換え反対は気候変動懐疑論者 ケイス・クロー
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