本書は、人類が400万年前に地球上に現れて以来、次第に、心の知的能力の面、社会組織形成の面で進化し、砂漠地帯と、雨に恵まれ自然に恵まれた地域でそれぞれ独自の文化、宗教をつくってきた過程を説明し、それとの関連において、現代社会で宗教に根ざした民族紛争が絶えない理由を説明する。また、科学の限界を探り、宗教と科学との統合こそ必要であることを説き、そのためには、物の文明から、心、霊の進化を目指す文明に入ることが必要であることを説く。最後に、心、霊の進化を実現する具体的効果的方法としての経絡体操、ヨーガの坐法、呼吸法、瞑想が初心の人にもよくわかるように説明されている。
「BOOKデータベース」より