江戸の身体を開く

タイモン・スクリーチ 著 ; 高山宏 訳

「解剖=人の身体を切って調べること」を高らかに謳いあげて『解体新書』は上梓された。蘭医とは即ち「切る医者」であり、江戸の人々は死体を切り、生身の人間を切る「切る医術」へのスプラッタ・ホラーじみた好奇心と怖れを隠さない。「全体として生きて在ること」を捉えようとする日本の知と、「切って中身をさらし、くまなく光をあて」ようとするヨーロッパ近代知の出会い。「解剖」から見た気鋭の江戸文化論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 アクセスの図像学
  • 第1章 刃
  • 第2章 身体を切る
  • 第3章 さらされる身体
  • 第4章 つくられていく身体
  • 第5章 身体と国家

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸の身体を開く
著作者等 Screech, Timon
高山 宏
スクリーチ タイモン
書名ヨミ エド ノ カラダ オ ヒラク
シリーズ名 叢書メラヴィリア 3
出版元 作品社
刊行年月 1997.3
ページ数 347p
大きさ 22cm
ISBN 487893753X
NCID BN16155883
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全国書誌番号
97062581
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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