バロックの聖女 : 聖性と魔性のゆらぎ

竹下節子 著 ; 十川治江 編

本書は、聖女たちや聖女になり損ねた女たちを通して、いわゆる宗教や教義を超えた「聖性」指向の生む力の秘密に迫ってみようとしたものだ。健康で清潔でまっとうな生き方でなくても、病気で異常で過剰で危険な生き方にだって、それぞれの救いに達する権利がある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 聖者に尊敬された悪魔憑き-マリー・デ・ヴァレ(1590‐1656)の物語
  • 2 イエスと心臓を取り替えた聖女-マルグリット=マリー(1647‐1690)の物語
  • 3 狂気をパフォーマンスにした修道女-虚無のルイーズ(1639‐1694)の物語
  • 4 ルーダンの悪魔憑きの銀河系-天使のジャンヌ(1602‐1665)の姉妹たち
  • 5 ヴェルサイユの聖女-ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール(1644‐1710)の物語
  • 6 超能力の聖女-アニエス・ド・ランジャック(1602‐1634)の物語

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 バロックの聖女 : 聖性と魔性のゆらぎ
著作者等 十川 治江
竹下 節子
書名ヨミ バロック ノ セイジョ
出版元 工作舎
刊行年月 1996.8
ページ数 286p
大きさ 20cm
ISBN 4875022689
NCID BN15141114
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全国書誌番号
97016647
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言語 日本語
出版国 日本
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