ルネサンスのエロスと魔術 : 想像界の光芒

ヨアン・P.クリアーノ 著 ; 桂芳樹 訳

近代合理主義によって葬られたかにみえる魔術。しかしフィチーノ、ブルーノなどが活躍したルネサンス期は、魔術こそが現実を変え得るパワーをもっていた。古代ギリシア哲学、霊魂二元論、気息、ヘルメス思想、グノーシス主義、占星術などに脈打つ「想像的なるもの」を緻密に検証し、ルネサンスの魔術的精神が、現代の心理学、広告宣伝などマスコミの大衆操作にまで及んでいることを示唆し、古代から現代への壮大な精神潮流に光をあてる意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 想像の働き(想像力の歴史
  • 経験心理学とエロスの深層心理
  • 危険な関係)
  • 第2部 大いなる操作者(エロスと魔術
  • 気息魔術
  • 主体間魔術
  • 神霊魔術)
  • 第3部 宴のあと(1484年
  • 想像に対する検閲
  • ファウスト博士-アンティオキアからセヴィリアまで)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ルネサンスのエロスと魔術 : 想像界の光芒
著作者等 Culianu, Ioan P
桂 芳樹
クリアーノ ヨアン・ペテル
書名ヨミ ルネサンス ノ エロス ト マジュツ
書名別名 Éros et magie a la Renaissance-1484
出版元 工作舎
刊行年月 1991.11
ページ数 500p
大きさ 22cm
ISBN 4875021887
NCID BN07077519
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全国書誌番号
94000389
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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