帝国日本の移動と動員

今西 一;飯塚 一幸【編】

帝国と国民国家のはざまで生きた人びとの苦悩と悲劇。日朝関係史の新事実やジェンダー史を取入れ、北方史も視野に入れた広範な共同研究。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「満洲移民」研究の問題点
  • 第1部 帝国の形成(日清戦争前後の「朝鮮通漁」と出漁者団体の形成-朝鮮漁業協会を中心に
  • 明治の技師山本小源太の軌跡-府県農事試験場から韓国統監府へ
  • 台湾高地先住民の土地と生の囲い込み-日本植民国家‐資本による人間分類と「理蕃」)
  • 第2部 帝国の膨張(樺太における「国内植民地」の形成-「国内化」と「植民地化」
  • 満洲鉱業移民構想の成立と挫折-北票炭鉱と鶴岡炭鉱の事例から
  • 北硫黄島民の生活史における移動とディアスポラ化-全島強制疎開から"不作為の作為"としての故郷喪失へ)
  • 第3部 帝国とジェンダー(植民地朝鮮における妓生の再組織化と社会的活動
  • 明治大正期の樺太・サハリンにおける公娼と半公娼
  • 植民地朝鮮における愛国婦人会-併合から満洲事変までの軍事援護と救済活動
  • 在韓日本人女性の戦後-引揚げと帰国のはざま)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 帝国日本の移動と動員
著作者等 今西 一
飯塚 一幸
書名ヨミ テイコクニホンノイドウトドウイン
出版元 大阪大学出版会
刊行年月 2018.1.31
ページ数 361p
大きさ 21cm(A5)
ISBN 978-4-87259-596-3
NCID BB25389836
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言語 日本語
出版国 日本
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