歌の子詩の子、折口信夫

持田叙子 著

古語の力で、血の通わぬ近代のことばを破壊する。「孤高の知の巨人」という像を覆し、彼の烈しい憧れと苦闘に光を当てたとき、"歌"と"詩"の持つ"未来を呼ぶ力"が明らかになる-折口を通して日本近代文学の相関図を大胆に読み直す、破壊と新生の力みなぎる書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(歌の子詩の子、折口信夫
  • 大阪の兄さん詩人-薄田泣菫
  • 小銭の詩
  • 両性具有の発見-鉄管、昌子
  • 大いなる城門-森鴎外
  • 愛の悲痛を生きる-岩野泡鳴
  • 日本一の中学教師)
  • 2(雪の島の黒い瞳-写生と実感
  • 紀行文の時代を歩く-松岡國男と田山花袋
  • 青の戦慄-柳田國男)
  • 3(未来を呼ぶ批評
  • 豚の煮こみと源氏物語
  • 乱菊と母
  • 天上の花を織る
  • 風猛慕情-「山越しの阿弥陀像の画因」考)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歌の子詩の子、折口信夫
著作者等 持田 叙子
書名ヨミ ウタ ノ コ シ ノ コ オリクチ シノブ
出版元 幻戯書房
刊行年月 2016.10
ページ数 259p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-86488-107-4
NCID BB22119802
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全国書誌番号
22794198
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言語 日本語
出版国 日本
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