ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか

古谷経衡 著

猫がなぜカワイイのか。理由など無い。猫のかわいさは絶対だからだ。猫がカワイイことに理屈を求めてはいけない。しかし、猫を溺愛する社会には意味があることを筆者は発見した。と同時に、犬を溺愛する社会には、猫を愛する社会と対極の意味を持つことも筆者は発見する。ヒトラーは犬を溺愛したが猫を無視した。ナチスはドイツ人に犬や狼のあり方を理想として強制した。これは単なる偶然ではない。猫と犬、この二つの似て非なる生き物を巡る人々の嗜好は、そのまま社会の特徴を現すシンボルなのである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 「ヒトラーの犬」VS「チャーチルの猫」
  • 第1章 猫を愛するすべての自由人へ
  • 第2章 ヒトラーとナチスと犬
  • 第3章 大成長と合理主義、江戸の「猫性の社会」
  • 第4章 戦時体制から戦後日本の「犬性の社会」
  • おわりに 「犬性」から「猫性」へ 変動する日本人

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか
著作者等 古谷 ツネヒラ
古谷 経衡
書名ヨミ ヒトラー ワ ナゼ ネコ ガ キライ ダッタ ノカ
シリーズ名 コア新書 018
出版元 コアマガジン
刊行年月 2016.4
ページ数 190p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-86436-872-8
NCID BB21325354
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全国書誌番号
22787418
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言語 日本語
出版国 日本
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