持続的、永続的な農業と安全な食と健やかな暮らしを目指すとすれば、この半世紀で壊してしまったこの三つの修復、回復しかないと著者は考えています。それは直線的に昔に帰ることではなく、現代の技術と知恵で原理原則を、決して行き詰まることのない循環に転換していくということです。きっと時代はそう動いていくでしょう。それぞれの立場で、やれる範囲で一人でも多くの人がその流れに加わって下さることを祈るのみです。私たちは、なにを切り捨ててきたのか?なぜ失ったのか?日本の真実が見えてくる。
「BOOKデータベース」より