社会の芸術/芸術という社会

北田暁大, 神野真吾, 竹田恵子 編

法、ジェンダー、思想、教育etcの観点から研究者、アーティスト、キュレーターが社会←→アートのバージョンアップを図る。表現の自由・不自由/多文化主義/包摂と排除/搾取/公共性、その言説と実践をめぐって繰り広げられる、人文学と社会科学の"異種格闘"。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 表現の自由・不自由(芸術表現の自由と憲法上の「表現の自由」
  • 制度としての美術館、あるいは表現の「場」と媒介者)
  • 第2章 多文化主義(多文化主義なき多文化社会、日本
  • 表現の自由/表現が侵害する自由-アートはヘイトスピーチとどう向き合うべきか)
  • 第3章 包摂と排除(欲望と正義-山の両側からトンネルを掘る
  • ポルノ表現について考えるときに覚えておくべきただ一つのシンプルなこと(あるいはいくつものそれほどシンプルではない議論))
  • 第4章 搾取(遍在化/空洞化する「搾取」と労働としてのアート-やりがい搾取論を越えて)
  • 第5章 公共性(ハーバーマスとアレントの議論から考える「公共性」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 社会の芸術/芸術という社会
著作者等 北田 暁大
神野 真吾
竹田 恵子
書名ヨミ シャカイ ノ ゲイジュツ ゲイジュツ ト イウ シャカイ : シャカイ ト アート ノ カンケイ ソノ サイソウゾウ ニ ムケテ : ソサエティ アンド アート
書名別名 Arts of/as the Society

Arts of/as the Society : 社会とアートの関係、その再創造に向けて : SOCIETY AND ART
出版元 フィルムアート社
刊行年月 2016.12
ページ数 349p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-8459-1609-2
NCID BB22745005
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全国書誌番号
22929110
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
アートにおいて交換される価値とは 神野 真吾
アートの開かれた王室問題 神野 真吾
ソーシャリー・エンゲイジド・アートとしての九〇年代京都における社会/芸術運動と『S/N』 竹田 恵子
ハーバーマスとアレントの議論から考える「公共性」 間庭大祐
ポルノ表現について考えるときに覚えておくべきただ一つのシンプルなこと〈あるいはいくつものそれほどシンプルではない議論〉 清水晶子
公共〈性〉とアート 神野 真吾
公共性 イントロダクション 北田 暁大
制度としての美術館、あるいは表現の「場」と媒介者 成原慧
包摂と排除 イントロダクション 神野 真吾
多文化主義 イントロダクション 北田 暁大
多文化主義とアート 神野 真吾
多文化主義なき多文化社会、日本 韓東賢
搾取 イントロダクション 北田 暁大
欲望と正義 岸政彦
現代美術の表現から考える チェ・キョンファ, 高嶺格
美術館の公共性から考える 蔵屋美香, 神野 真吾
芸術生産の現場から考える 吉澤弥生, 藤井光
芸術表現の自由と憲法上の「表現の自由」 志田陽子
表現の自由/表現が侵害する自由 明戸隆浩
表現の自由と規制との間で考えるべきこと 神野 真吾
表現の自由・不自由 イントロダクション 北田 暁大
誰が何から排除されているのか 神野 真吾
遍在化/空洞化する「搾取」と労働としてのアート 仁平典宏
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