揺れるいのち

熊本日日新聞「こうのとりのゆりかご」取材班 編

熊本市の一民間病院が二〇〇七年に設置した全国でも類がない施設「こうのとりのゆりかご」。「赤ちゃんポスト」という通称が先行したためか、「親の子捨て助長」「いのちの救済」という世論を二分する賛否両論の議論が巻き起こった。それから三年半、すでに五〇人を超す子どもが預けられた。熊本日日新聞の記者たちが、これまでの概念に入らない特殊な機能をもった施設の計画発表から開設、そして現在までを取材。「いのち」「性」「家族」そして「人のつながり」-社会が親と子を包み込み、支える機能をなくしてしまった今、全国各地で必読の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 「こうのとりのゆりかご」とは何か(設置の衝撃
  • ドイツの現状)
  • 2 生と性の隘路(妊娠に揺れて
  • 子育てが苦しい
  • 親と離れて ほか)
  • 3 「こうのとりのゆりかご」のゆくえ(四年目を迎えて
  • 今後の課題)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 揺れるいのち
著作者等 熊本日日新聞社
熊本日日新聞「こうのとりのゆりかご」取材班
書名ヨミ ユレル イノチ : アカチャン ポスト カラノ メッセージ
書名別名 赤ちゃんポストからのメッセージ
出版元 旬報社
刊行年月 2010.12
ページ数 213p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-8451-1192-3
NCID BB04187447
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全国書誌番号
21851037
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言語 日本語
出版国 日本
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