最先端のツールや新しい方法を仕事に導入するのは、より鮮やかに、よりスピーディに仕事をこなすことが目的だ。このことを著者は繰り返し強調する。そして、より手際よく、より効率的に仕事を処理できたと実感するために、心理学的・脳科学的な知見が役に立つという。たとえば、脳のストレスを減らすには、どんなことが必要か?先延ばしにしがちな仕事に取り組むモチベーションは、どのようにして高めたらよいのか?頭が混乱しないように時間管理するには、どうしたらよいのか?挫折しない計画の立て方はあるのか?スムーズに利用できるツールのデザインとはどのようなものか?などのテーマに対し、脳科学と心理学の視点に立って、最新のITツールやライフハックスの有効性を検証する。それによって読者が、各人の最適なツールや方法を獲得できる選択基準を提案している。
「BOOKデータベース」より