「どうして話してくれないんですか?私は頼りになりませんか?真鶴さんには話してるのに…正吾クン…なんで?」攻めるでもなく、静かに紡ぎ出される秋葉の言葉。それが、正吾の心に刺さっていく。正吾は言葉を探した。しかし、それは言い訳にしかならなかった。みたび"天使"トーカに召喚され、殺人を防ぐコトになった高校生・青山正吾。しかし、今回は友人の千尋もパートナーとして一緒に召喚されていた!?大雪で孤立した冬山のロッジ。そこで起きる凄惨な連続殺人事件。複雑に入り組んだ謎と、そして彼女の気持ちを解けるのか、青山正吾?タイム・ループ・ミステリー第三弾。
「BOOKデータベース」より