大量監視社会 : 誰が情報を司るのか

山本節子 著

海外からの入国者に、指紋、顔写真を撮る日本、アメリカ。アメリカの空港で犯罪者扱いされてイヤな気持ちになった人は多い。しかし、あなたの指紋と顔写真データがどこで管理、分析、利用されているかは、ブラックボックスである。コーポレートクラシー、スーパーキャピタリズムが進展する中で、行政、企業は、個人の情報をどのように、登録、認証、監視、分析しているのか。間違った情報入力によって個人が社会的不公正をこうむらない術はあるのか。異常さが突出する日本とアメリカの「マス・サーベイランス(大量監視)社会」の現状と、その暴走が何を引き起こすのかを大量の資料解析から冷静に分析。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 認証(人体を発信器にする
  • 獣の印-トレーサビリティ ほか)
  • 第2章 インフラ(監視インフラ、ハードとソフト
  • ETCがスパイする個人情報 ほか)
  • 第3章 監視(変化した監視の「方向」
  • TIA、全国民のデータベース計画-2002年 ほか)
  • 第4章 登録(日本の改正入管法
  • アクセンチュアとUS‐VISIT ほか)
  • 第5章 切断(IBMのユダヤ人登録
  • ネットと冤罪 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 大量監視社会 : 誰が情報を司るのか
著作者等 山本 節子
書名ヨミ マス サーベイランス シャカイ : ダレ ガ ジョウホウ オ ツカサドルノカ
書名別名 Mass surveillance unlimited
出版元 築地書館
刊行年月 2008.4
ページ数 243p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-8067-1361-6
NCID BA85571659
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全国書誌番号
21410073
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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