ブラックホール

マーシャ・バトゥーシャク 著 ; 山田陽志郎 訳

古典力学の時代には捨てられ、アインシュタインに嫌われ、ホーキングが賭けたアイデアは、どのようにして愛されるようになったのか。天体の重力崩壊現象を「ブラックホール」と名づけたとき、それが理論上だけでなく実際に宇宙に存在することを確かめる手段は見つかっていなかった。クエーサー、中性子星とともに、強力なエックス線天体の発見は、その莫大なエネルギーの供給源としてブラックホールを浮かび上がらせた。そしていま、ブラックホールの衝突合体は現実のものとしてその重力波が観測されるようになった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 宇宙で最大級に明るい天体が見えなくなる理由-ニュートン、ミッチェル、ラプラス
  • ニュートンよ、許したまえ-アインシュタイン
  • 気が付けば、幾何学の国に-シュヴァルツシルト
  • 恒星がこれほど非常識な振る舞いをするはずがない。何か自然の法則があるはず!-チャンドラセカール、エディントン
  • 厄介者登場-バーデ、ツヴィッキー
  • 重力場だけが存続-ランダウ、オッペンハイマ
  • 物理学者になって最高でした-ホイーラー、ゼルドヴィッチ
  • ペンローズ
  • こんな奇妙なスペクトルは見たことがない-シュミット
  • ブラックホールって呼べば?-カー
  • 中世の拷問台-ホイーラー
  • スティーヴン・ホーキングは一般相対論やブラックホールに多額の投資をする一方で、保険をかけることも忘れていなかった-ホーキング、ソーン
  • ブラックホールはそれほど黒くない-ホーキング

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ブラックホール
著作者等 Bartusiak, Marcia
山田 陽志郎
バトゥーシャク マーシャ
書名ヨミ ブラック ホール : アイデア ノ タンジョウ カラ カンソク エ
書名別名 BLACK HOLE

アイデアの誕生から観測へ
出版元 地人書館
刊行年月 2016.8
ページ数 279p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-8052-0901-1
NCID BB21804266
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全国書誌番号
22772121
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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