仁科邦男 著
幕末の開国は、犬たちにとっても激動の時代の幕開けだった。幕府から米国への贈り物としてペリー艦隊に乗り海を渡った狆。下田や横浜に現れた外国人に棒で殴られても応戦した町犬、村犬たち。明治を迎えると、洋犬が世を席巻。多くの洋犬がポチと名付けられ、町じゅうポチだらけの時代が到来する-。膨大な史料を渉猟し「犬にとっての幕末明治」を描く傑作ノンフィクション。
「BOOKデータベース」より
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