宮本武蔵 著 ; 大倉隆二 訳・校訂
武蔵の最晩年に書かれたとされる『五輪書』は卓抜な表現で兵法を説き、たんなる武術書を超えた書物としていまなお古典的価値がある。本書は武蔵自筆の原本が存在しないなか、九州大学所蔵のおそらく最古で最善の本をもとに現代語訳したものである。福岡藩家老の吉田家伝来の書で、この書によったため本書は従来の『五輪書』訳よりはるかに明快に訳出されることになった。武蔵の思想の真髄に触れるためには格好のテキストである。
「BOOKデータベース」より
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