レクサスとオリーブの木  下巻

トーマス・フリードマン 著 ; 東江一紀, 服部清美 訳

奇妙な事実がある。マクドナルドのある国どうしは、戦争をしないというのだ。なぜか。マクドナルドはまさにグローバル化のしるしであり、グローバル化世界の価値観は、問題解決の方法として「戦争」を好まないからだ。世界はすでに国家の論理ではないものによって動きつつある。二十四時間市場は、ネットワーク上の無数の多国籍投資家たちに支配され、もはや誰もコントロールしきれない。オリーブの木に象徴される旧い価値は、絶え間ない紛争を生んできたが、一方では文化や社会の安定ももたらしてきた。そして、グローバル化はそれらを破壊しようとする。新旧の価値が衝突するなかで、変化の巨大なうねりが世界を覆いはじめた。このうねりを乗り越えるための条件とは何か。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第2部 グローバル化システムに接続する(戦争とマクドナルドの不思議な関係
  • 持続可能なグローバル化
  • 勝者がすべてを手に入れる)
  • 第3部 グローバル化システムへの反動(グローバル化への反動
  • うねり、または反動に対する反動)
  • 第4部 グローバル化システムとアメリカ(合理的な活況
  • 革命はアメリカから
  • 破滅に向かうシナリオ
  • 前へ進む道)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 レクサスとオリーブの木
著作者等 Friedman, Thomas L
服部 清美
東江 一紀
フリードマン トーマス
書名ヨミ レクサス ト オリーブ ノ キ : グロバリゼーション ノ ショウタイ
書名別名 The lexus and the olive tree

グロバリゼーションの正体
巻冊次 下巻
出版元 草思社
刊行年月 2000.2
ページ数 273p
大きさ 20cm
ISBN 4794209479
NCID BA45717850
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全国書誌番号
20042189
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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