三島由紀夫とフーコー〈不在〉の思考

丹生谷貴志 著

哲学の臨界で考え、斃れたフーコー。文学の臨界で書き、自殺した三島由紀夫。観念ではなく物質としての"不在"を浮上させた二人の思考を"死""恋"そして"島"において初めて出会わせ、「日本」と「グローバリズム」を迎え撃つ、強靭にして柔らかい思想/文学を検証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「何もない」が現れる
  • 1 ミシェル・フーコーによる哲学史(神は細部に宿りたまう-マイスター・エックハルトからフーコーへ
  • 分け前-カントからフーコーへ)
  • 2 三島由紀夫による文学史(三島とリアリズム
  • 成熟の年齢-吉本隆明と三島由紀夫)
  • 3 "恋"と"死"(死ぬことと見つけたり-『葉隠』と三島由紀夫
  • 孤島と恋、そして散‐歩-新たなるバロック
  • クローンのファンタズマ-フーコー以後の「福祉社会」)
  • 終章 幽霊論

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 三島由紀夫とフーコー〈不在〉の思考
著作者等 丹生谷 貴志
書名ヨミ ミシマ ユキオ ト フーコー フザイ ノ シコウ
出版元 青土社
刊行年月 2004.12
ページ数 249p
大きさ 20cm
ISBN 4791761650
NCID BA70213189
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全国書誌番号
20811889
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言語 日本語
出版国 日本
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