知の果てへの旅 : 思想と文学の現在

コリン・ウィルソン 著 ; 関口篤 訳

現代思想の扉を開いたフッサールの現象学。その上に展開したハイデガー、サルトルらの実存思想。その伏流水となったムージル、マルロー、カミュらの文学。また、レヴィ=ストロースやフーコーの構造主義。デリダ、ドゥルーズのポスト構造主義。そしてまた、それらとは全く別な展開をたどったホワイトヘッド、W・ルイス、イシャーウッド、ケストラーなど、英米の文学・思想圏を重ね合わせて、二十世紀の人類の思想的営為を犀利に解剖。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • フランス哲学展望
  • フッサールと進化
  • マルロー、サルトル、カミュ-実存主義の行方
  • 忘れられた傑作-ホワイトヘッド『記号論』
  • ミシェル・フーコー、曖昧の権化
  • フランス的思弁の行方-フーコー批判
  • デリダ論-息子ロワンの理解のために
  • デリダを脱構築する
  • SFと実存主義-個人的思い入れ
  • 現代人を抉る-ムージル『特性のない男』論
  • ムージルを読む快楽
  • 才能は屈折する-ウィンダム・ルイス論
  • 文学の正統-クリストファー・イシャウッド論
  • アーサー・ケストラーの大いなる選択

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 知の果てへの旅 : 思想と文学の現在
著作者等 Wilson, Colin
関口 篤
ウィルソン コリン
書名ヨミ チ ノ ハテ エノ タビ
書名別名 Existentially speaking and six more essays
出版元 青土社
刊行年月 1996.10
ページ数 333p
大きさ 20cm
ISBN 4791754867
NCID BN15117903
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全国書誌番号
97073471
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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