極めて優秀な戦闘員として数々の修羅場をくぐり抜けてきたティムだったが、娘の死はこれまでにない衝撃だった。妻ドレイとのあいだもギクシャクし、仕事も辞めてしまう。事件の真相を知るために参加した謎の秘密組織「委員会」では、メンバーの期待どおり見事な"処刑"を実行してみせたが、ティムは容赦ない処刑宣告にどうしても馴染めず、組織とは距離を置いて独自の捜査をすることを決心する。一方、ドレイもまた警察官の立場をいかして、少しずつ娘の死の真相に迫っていた-そしてふたつの捜査線が交錯したとき、思いがけない真実が明らかに!怒涛の展開でラストまで一気読み必至。
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