デリダ、ルーマン後の正義論

グンター・トイプナー 編著 ; 土方透 監訳

正義とは何か?正義はどう語りうるのか?脱構築の正義(デリダ)、偶発性定式としての正義(ルーマン)、両者の遺した学問的成果から、われわれはつぎに何を語れるのだろうか。社会において正義を可能にするもろもろの道具立てを描出し、正義の社会理論の"不"可能性を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 正義の実定性(自己破壊的正義-法の偶発性定式あるいは超越形式
  • 犠牲者はどれほど濃密なのか-今日の社会における超越の場所に関する問題を解決するために
  • 正義の論調について-オートポイエティックな法律学において近時高まるところの)
  • 法の主観性と主観的法(権利-形式のパラドクスによせて
  • 権利と、権利に寄生する正義願望)
  • 法、政治、レトリック(法の生成-起源のパラドクスと代補
  • 謝罪をめぐる世界劇場-法と赦し、記憶の関係について)
  • 法の迷い(法律)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 デリダ、ルーマン後の正義論
著作者等 Teubner, Gunther
土方 透
トイプナー グンター
書名ヨミ デリダ ルーマンゴ ノ セイギロン : セイギ ワ フ カノウ カ
書名別名 Nach Jacques Derrida und Niklas Luhmann

正義は〈不〉可能か
出版元 新泉社
刊行年月 2014.4
ページ数 317p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7877-1405-3
NCID BB15295463
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22392005
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
権利 クリストフ・メンケ, 毛利康俊
権利と、権利に寄生する正義願望 カール=ハインツ・ラデーア, 庄司信
正義の論調について アントン・シュッツ, 吉岡剛彦
法の生成 マルク・アムシュトゥッツ, 徳安彰
法律 ライナー・マリア・キーゾウ, 土方 透
犠牲者はどれほど濃密なのか ジャン・クラム, 大森貴弘
自己破壊的正義 グンター・トイプナー, 青山治城
謝罪をめぐる世界劇場 ファティマ・カストナー, 渡會知子
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