日本の「ゲイ」とエイズ

新ケ江章友 著

「エイズはゲイの病気だ」と男性同性愛者は差別や偏見にさらされ、行政からも除外されていた。彼らは当初、対抗して独自のコミュニティを築き上げていたが、エイズ政策を通して国家行政に取り込まれ、ときに自ら距離を縮めて「ゲイ」の社会的な地位を確立していった。その歴史的な過程を詳細な聞き書きなどから検証して、「ゲイ」の生と性の今後をさぐる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「ゲイ」と国家の関係を問う
  • 第1章 HIV/AIDS研究と人文・社会科学
  • 第2章 日本におけるHIV/AIDSの言説と男性同性愛者
  • 第3章 エイズ政策と日本人男性同性愛者の主体化
  • 第4章 HIV感染予防をおこなう責任ある主体の生成
  • 第5章 HIV感染リスクをめぐる認知と主体の形成
  • 終章 自己変容の人類学に向けて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本の「ゲイ」とエイズ
著作者等 新ヶ江 章友
書名ヨミ ニホン ノ ゲイ ト エイズ : コミュニティ コッカ アイデンティティ
書名別名 コミュニティ・国家・アイデンティティ
出版元 青弓社
刊行年月 2013.7
ページ数 257p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7872-3357-8
NCID BB13167575
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全国書誌番号
22283978
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言語 日本語
出版国 日本
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