瀧口雅仁 著
日本のフォークソングに流れる「精神」は古来より日本人が持ち続けてきたものである。日本の近代では、多くの制約のなか多様な表現が生み出され、その精神は演説歌で表出された。演説歌を分析すれば、フォークソングにおいてなぜ演説歌がリメイクされたのかが見えてくる。これらにはどんな共通性があり、背景には何があったのか。フォークの精神を根強いものにし、それを時代に合わせて表出していったことを明らかにする。
「BOOKデータベース」より
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