借りの哲学

ナタリー・サルトゥー=ラジュ 著 ; 高野優 監訳 ; 小林重裕 訳

私たちの持っているもので人から借りていないものがあるだろうか?「借り」を軸に『聖書』『ヴェニスの商人』『贈与論』などのテクストを読みなおし、「借り」の積極的価値を考察する。資本主義再考の基本文献、待望の翻訳。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 交換、贈与、借り(ヴェニスの商人-人間関係が持つ複雑性
  • "贈与"と"負債"が同一の軌跡をたどるとき
  • "本当の贈与"とは何か? ほか)
  • 第2章 "借り"から始まる人生(タラントのたとえ話
  • 神から与えられた才能は世のなかに返さなければならない
  • "借り"と支配 ほか)
  • 第3章 "借り"を拒否する人々(ドン・ジュアン-"借り"を拒否する人生
  • "借り"を認めない
  • 自分としか契約を結ばない男 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 借りの哲学
著作者等 Sarthou-Lajus, Nathalie
小林 重裕
高野 優
Sarthou‐Lajus Nathalie
サルトゥー=ラジュ ナタリー
書名ヨミ カリ ノ テツガク
書名別名 ELOGE DE LA DETTE
シリーズ名 atプラス叢書 06
出版元 太田
刊行年月 2014.3
ページ数 229p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7783-1393-7
NCID BB15072855
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22453359
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想