指田文夫 著
1949年の問題作『静かなる決闘』に黒澤明の贖罪意識を読みとった著者はその正体を突きとめるべく、戦中・戦後期の東宝の動き、当時の観客の反応や黒澤周辺の人たちの証言を丹念に調べていく。そこから浮かび上がったのは戦争と東宝を巡る意外な事実の数々、戦後の黒澤が作品に込めたメッセージ、そして歴史のヴェールに包まれた「航空教育資料製作所」の姿だった。黒澤映画に新たな視点から光を当て、戦後映画史の読み替えを迫る探究の書。
「BOOKデータベース」より
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