乃南アサ 著
十月七日午後五時三十分、品川バスターミナルを萩行の高速バスが出発した。乗り合わせた客は数人。台風の接近が気がかりなことを除けば、誰もが八日朝には目的地に着くことを確信して眠りにつく。だが、午前零時半、中国自動車道で密かに運転手が殺された。やがて、バスが現在地不明の暗闇の中にあることを知った乗客たちは…。見知らぬ者たちの前に訪れた一夜の惨劇を人間模様のなかに描く長篇恐怖サスペンス。書下ろし。
「BOOKデータベース」より
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