失踪の社会学

中森弘樹 著

失踪とは何か。その不条理さ、不可解さ、やりきれなさは、何に由来するのか。現在でも日本国内で年間に数千件規模のペースで生じている隠れた社会問題、失踪-。失踪が惹起する実存的な問いを突きつめ、あなたや私がそこにいる、という一見自明の事態を根底から見つめなおす、気鋭の力作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 いま、失踪を問う意味(なぜ私たちは「親密な関係」から離脱しないのか
  • 失踪の実態はどこまで把握可能か)
  • 2 失踪の言説史(失踪言説の歴史社会学-戦後から現在までの雑誌記事分析)
  • 3 当事者の語る失踪(失踪者の家族社会学
  • 失踪者の家族をいかにして支援すべきか-MPSの取り組みから ほか)
  • 4 「親密な関係」に繋ぎとめるもの(親密なる者への責任
  • 現代社会と責任の倫理)
  • 行為としての"失踪"の可能性

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 失踪の社会学
著作者等 中森 弘樹
書名ヨミ シッソウ ノ シャカイガク : シンミツセイ ト セキニン オ メグル シロン
書名別名 親密性と責任をめぐる試論
出版元 慶應義塾大学出版会
刊行年月 2017.10
ページ数 360,2p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7664-2481-2
NCID BB24740206
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全国書誌番号
22965689
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言語 日本語
出版国 日本
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