情報を生み出す触覚の知性

渡邊淳司 著

本書では、情報と自分との関係を適切に判断し行動するためには、身体的な体験を通した理解が重要であるという立場から、身体に深く根ざした感覚である触覚と情報を結びつける力を「触知性」と名づけ、情報に対する感受性のあり方を考える。心臓の鼓動に触れて生命の意味を理解する「心臓ピクニック」、オノマトペの触り心地を可視化する「触相図」など、さまざまな実践から見えてくる、触覚と情報の関係とは。「触知性」が拓く感覚の未来。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 触知性
  • 第1章 触覚と情報
  • 第2章 触れて情報を理解する(記号接地
  • 心臓ピクニック
  • 触覚の実在性と象徴性)
  • 第3章 触れて現れる情報、触れて残る情報(メディアのメッセージ
  • Yu bi Yomu
  • 触の類像、触の痕跡)
  • 第4章 触覚の語彙、語彙としての触覚(分節、象徴、オノマトペ
  • 触感のカテゴリ-触相図
  • 音象徴、触象徴)
  • 第5章 触覚の文法(アブダクション
  • 触譜で表されるマッサージ
  • 言語的世界認識)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 情報を生み出す触覚の知性
著作者等 渡邊 淳司
書名ヨミ ジョウホウ オ ウミダス ショッカク ノ チセイ : ジョウホウ シャカイ オ イキル タメ ノ カンカク ノ リテラシー
書名別名 情報社会をいきるための感覚のリテラシー
シリーズ名 DOJIN選書 63
出版元 化学同人
刊行年月 2014.12
ページ数 182p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7598-1663-1
NCID BB17527220
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全国書誌番号
22612184
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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