波多野聖 著
新宿で薪炭問屋「紀伊國屋」の長男に生まれた田辺茂一は、幼い頃に入った書店「丸善」の崇高で特別な雰囲気に魅せられた。そして、二十二歳で夢だった「紀伊國屋書店」を創業する。軍人の子として誕生した松原治は、大学卒業後、満州鉄道に入社するも、二十七歳で陸軍少尉となり日本のために戦っていた。別々の人生を歩んできた二人は、一九五〇年に運命的な出会いを果たし、「紀伊國屋書店」を大きな発展へと導く--。戦後、日本に一大文化を創った男たちの熱き物語。
「BOOKデータベース」より
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