街場の現代思想

内田樹 著

「勝ち組・負け組」ならぬ、生まれついての「バカ組・利口組」という、身も蓋もない「新しい階層社会」が出現しつつある!この事態を避けるためには、流動性の高い社会、すなわち「プチ文化資本家」たちが多数を占める「文化的一億総中流化」社会を目指すべき。本書の前半では、「おじさん内田」がそうした社会の「仕組み」を解説、後半では人生相談形式で、「街場の常識」を読み解いていく。給与、転職、ワーク・モチベーション、結婚、離婚、言葉遣い…。身の回りの根源的な問いが、初めて腑に落ちて納得できる本。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 文化資本主義の時代(「越すに越されぬ、バカの壁」
  • 文化資本とは何か
  • 「一億総プチ文化資本家」戦略 ほか)
  • 第2章 勝った負けたと騒ぐじゃないよ(『負け犬の遠吠え』のクールなあり方
  • 「負け犬」は二一世紀のランティエ
  • 「女子大回帰」志向と勝ち犬シフト)
  • 第3章 街場の常識(敬語について
  • お金について
  • 給与について ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 街場の現代思想
著作者等 内田 樹
書名ヨミ マチバ ノ ゲンダイ シソウ
出版元 NTT
刊行年月 2004.7
ページ数 241p
大きさ 19cm
ISBN 4757140754
NCID BA68034813
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全国書誌番号
20652444
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言語 日本語
出版国 日本
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