ナショナリズムの狭間から : 「慰安婦」問題へのもう一つの視座

山下英愛 著

他者を排除し差別するナショナルズムが支配する日本と韓国で、「慰安婦」問題はどのように認識されてきたのか。その解決のために今いかなる努力が求められているのか。女性学の胎動する90年代韓国で「慰安婦」問題解決運動に携わった著者による、ナショナル・アイデンティティと性暴力をめぐる思考と葛藤の軌跡。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 ナショナル・アイデンティティの葛藤
  • 第1章 日本軍「慰安所」制度の背景-朝鮮の公娼制度
  • 第2章 日本軍による性的暴力の諸相とその特徴
  • 第3章 韓国女性学と民族
  • 第4章 韓国における「慰安婦」問題の展開と課題-性的被害の視点から
  • 第5章 韓国における「慰安婦」問題解決運動の位相-八〇〜九〇年代の性暴力追放運動との関連で
  • 終章 ナショナリズムを乗り越えるために
  • 補論 勤労挺身隊となった人々の人生被害について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ナショナリズムの狭間から : 「慰安婦」問題へのもう一つの視座
著作者等 山下 英愛
書名ヨミ ナショナリズム ノ ハザマ カラ : イアンフ モンダイ エ ノ モウ ヒトツ ノ シザ
出版元 明石書店
刊行年月 2008.7
ページ数 303p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7503-2818-8
NCID BA86578187
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21516629
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想