J.R.ヒメネス 作 ; 伊藤武好・百合子 訳 ; 長新太 画
プラテーロは、小さくて、ふんわりとした綿毛のロバ。あんまりふんわりしているので、そのからだは、まるで綿ばかりでできていて、骨なんかないみたいだ。けれど、その瞳のきらめきは、かたい黒水晶のカブト虫のよう。手網を放してやると、プラテーロは、草原にでかけ、バラ色やそら色の小さな花々に、そのはなづらをよせては、そっと愛撫する…。世界中の人が愛するノーベル文学賞受賞作。
「BOOKデータベース」より
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