磁力と重力の発見  3

山本義隆 著

近代物理学成立の真のキーは力概念の確立にある。そこから"遠隔力"概念の形成過程を追跡してきた長い旅は、第3巻でようやく近代科学の誕生に立ち会う。霊魂論・物活論の色彩を色濃く帯びたケプラーや、錬金術に耽っていたニュートン。重力理論を作りあげていったのは彼らであり、近代以降に生き残ったのはケプラー、ニュートン、クーロンの法則である。魔術的な遠隔力は数学的法則に捉えられ、合理化された。壮大な前=科学史の終幕である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第17章 ウィリアム・ギルバートの『磁石論』
  • 第18章 磁気哲学とヨハネス・ケプラー
  • 第19章 一七世紀機械論哲学と力
  • 第20章 ロバート・ボイルとイギリスにおける機械論の変質
  • 第21章 磁力と重力-フックとニュートン
  • 第22章 エピローグ-磁力法則の測定と確定

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 磁力と重力の発見
著作者等 山本 義隆
書名ヨミ ジリョク ト ジュウリョク ノ ハッケン
巻冊次 3
出版元 みすず書房
刊行年月 2003.5
ページ数 p605-947, 79p
大きさ 20cm
ISBN 4622080338
NCID BA62206982
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全国書誌番号
20412979
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言語 日本語
出版国 日本
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