北極・南極をめざした16人の探検家の足跡。極地のすがたはどのように明らかにされていったのか。探検家たちが残した日誌や手紙、現地の写真から伝わる、寒さ、恐怖、病気とのたたかい、先住民や動植物との出会いなどの、現地での日常。多くの隊員が命を落とすなか、なおも彼らを極点へとかり立てたものは何だったのか?19のアクティビティ「ためしてみよう!」では、測量器具や保存食づくり、雪の性質や風速をはかる実験などを紹介し、極寒の世界での生活や研究を体験。7つの書き下ろしコラムで、日本人の功績や、南極越冬隊の日常、これからの極地研究について知る。歴史だけでなく、地理と科学の話題が融合した、ユニークな伝記。
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