中国のマスゴミ : ジャーナリズムの挫折と目覚め

福島香織 著

情報統制下における記者たちの姿。中国にジャーナリズムの萌芽はあるのか?新聞、テレビが党の宣伝機関とされる中国のマスコミは、いわゆるジャーナリズムとはほど遠い体質だ。取材対象へのワイロ要求、記事の捏造も日常茶飯事。その裏には厳しい報道規制があり、スクープが許されないなど、優秀な記者がスポイルされてしまう構造がある。その一方で、インターネットの発達にともない、情報統制やマスコミ腐敗になんとか抵抗しようと、記者魂をみせる一握りの記者たちも生まれつつある。新聞社の北京支局記者であった著者が、中国マスコミがらみのトンデモ事件の内幕を紹介しつつ、報道の自由を模索する記者たちの光と影を描く-。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 中国のマスゴミ
  • 第2章 マスコミ腐敗・記者モラル崩壊の背景
  • 第3章 中国ジャーナリズムと外国人記者
  • 第4章 巧みにしなやかに抵抗せよ
  • 第5章 インターネットでジャーナリズムの夜明けは来るか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中国のマスゴミ : ジャーナリズムの挫折と目覚め
著作者等 福島 香織
書名ヨミ チュウゴク ノ マスゴミ : ジャーナリズム ノ ザセツ ト メザメ
シリーズ名 扶桑社新書 088
出版元 扶桑社
刊行年月 2011.3
ページ数 255p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-594-06366-5
NCID BB05318493
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全国書誌番号
21908670
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言語 日本語
出版国 日本
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