生命の哲学 : 有機体と自由

ハンス・ヨーナス 著 ; 細見和之, 吉本陵 訳

生命存在に目的はあるのか?不死なる原理は存在するか?太古の有機体生命の発生から、反省的知性を獲得した人類の時代まで、自然史における生命の意味とは?20世紀という大量殺戮の時代を生き延びたユダヤ人哲学者が、西欧近代をつくりあげた数学的・機械論的世界観、進化論、実存思想などの現代哲学総体から、生物の自由の基礎を徹底的に思考しなおす。今日の倫理学の根拠を問う名著、待望の完訳。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 生命の哲学の主題について
  • 存在についての理論における生命と身体の問題
  • 知覚、困果性、目的論
  • ダーウィニズムの哲学的側面
  • 調和、均衡、生成-体系概念およびそれを生命存在へ適用することについて
  • 神は数学者か?-物質交代の意味について
  • 運動と感情-動物の魂について
  • サイバネティクスと目的-一つの批判
  • 視覚の高貴さ-感覚の現象学の試み
  • ホモ・ピクトル、あるいは像を描く自由について
  • 有機体の哲学から人間の哲学へ
  • 理論の実践的使用について
  • グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム
  • 不死性とこんにちの実存
  • 自然と倫理

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 生命の哲学 : 有機体と自由
著作者等 Jonas, Hans
吉本 陵
細見 和之
ヨーナス ハンス
書名ヨミ セイメイ ノ テツガク : ユウキタイ ト ジユウ
書名別名 Das Prinzip Leben
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 903
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2008.11
ページ数 497, 2p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-00903-7
NCID BA87674302
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全国書誌番号
21514918
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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