森林からのニッポン再生

田中淳夫 著

江戸時代は禿山が多く、第二次大戦後の植林で緑化が進んだ。人工林は天然林より植物が多様で、生物相も豊富。このように、人工林が環境保護という面でも大きな役割を果たしていることは、意外と知られていない。だが、山村の過疎化や高齢化により、森は危機に直面している。今、"森林大国ニッポン"は、再生か否かの分岐点にある。「自然も山村も都市もつながっている」-新たな視点から日本の森を捉えなおす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本の森林の素顔を探る(日本は世界に冠たる森林大国
  • 存在しない「太古からの原生林」 ほか)
  • 第2章 ニッポン林業盛衰記(海外に打って出る日本林業
  • 林業は焼き畑から生まれた! ほか)
  • 第3章 森から見たムラの素顔(山村は、もう一つの日本
  • 木を売らなかった山里の経済 ほか)
  • 第4章 森と林業と山村を考える(人と森がつくる生態系社会
  • 林業は環境を守る最先端ビジネス ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 森林からのニッポン再生
著作者等 田中 淳夫
書名ヨミ シンリン カラノ ニッポン サイセイ
シリーズ名 平凡社新書
出版元 平凡社
刊行年月 2007.6
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-582-85380-3
NCID BA82159003
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全国書誌番号
21266571
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言語 日本語
出版国 日本
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