龍馬の「八策」

松浦光修 著

坂本龍馬は、これまでいわれてきたよりも、もっと賢明で、もっと深みのある「志士」だった。そして、そのような龍馬をつくったものこそ、欧米の議会制度などをいち早く伝えていた驚くべき日本の知的伝統や、国学の合理主義、さらに「天皇の下での平等」という発想を基にした日本的民主主義であった。本書は、坂本龍馬を「思想史」的に辿り、龍馬や志士たちが何を考えていたのか、龍馬に影響を与えた思想はどのようなものだったか、そして、その考えが明治維新後の日本にいかなる影響を及ぼしたのかに迫る。明治維新と坂本龍馬への通念を鮮やかに覆す驚愕の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 二つの「八策」
  • 第2章 「薩土盟約」のゆくえ
  • 第3章 天皇と将軍の"立場"
  • 第4章 天皇と土佐の人々
  • 第5章 神々・皇室・龍馬
  • 第6章 欧米の「議会」というもの
  • 第7章 海舟・小楠・一翁
  • 第8章 戦争と龍馬
  • 付章 「王政復古」から「立憲君主制」へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 龍馬の「八策」
著作者等 松浦 光修
書名ヨミ リョウマ ノ ハッサク : イシン ノ カクシン オ トキアカス
書名別名 維新の核心を解き明かす
シリーズ名 PHP新書 1074
出版元 PHP研究所
刊行年月 2017.1
ページ数 414p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-83267-8
NCID BB22704777
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全国書誌番号
22834859
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言語 日本語
出版国 日本
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