新訂都名所図会  5

市古夏生, 鈴木健一 校訂

安永9年(1780)に町人吉野屋為八が計画・刊行した京都の地誌。俳諧師秋里籬島による名所の由来記と、なによりも竹原春朝斎の俯瞰図を多用した挿絵をもって、この『都名所図会』は高い評判を呼び起こし、引き続き、再刻本や『拾遺都名所図会』までもが刊行された。こうして、以後つぎつぎと『江戸名所図会』に代表される「名所図会」ものの出版を誘発する、大きなきっかけを作ったのである。本文庫では、漢詩・漢文は原則として読み下すなど、最も読みやすい本文提供をめざした。第5巻は、『拾遺都名所図会』の巻之三「後玄武・右白虎」と巻之四「前朱雀」に、解説および詳細な索引を付す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 拾遺巻之三 後玄武・右白虎
  • 拾遺巻之四 前朱雀
  • 『都名所図会拾遺』自叙
  • 『都名所図会拾遺』の後にしるす

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 新訂都名所図会
著作者等 市古 夏生
秋里 籬島
竹原 信繁
鈴木 健一
書名ヨミ シンテイ ミヤコ メイショ ズエ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
巻冊次 5
出版元 筑摩書房
刊行年月 1999.6
版表示 新訂
ページ数 505p
大きさ 15cm
ISBN 4480084851
NCID BA4055018X
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全国書誌番号
99116533
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言語 日本語
出版国 日本
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