フランス・ルネサンスの文明

リュシアン・フェーヴル 著 ; 二宮敬 訳

『ルネサンス』とは何だったのか。フランス16世紀に生きた人間たちをよく観察してみよう。都市社会に定住する現代人から見ると驚くべきことに、法律家から商人まで、職人から学生に至るまで、誰も彼もが旅をしている。国王フランソワ1世は一年中領土を巡回しつづけ、宮廷はそのあとをキャラバンのようにくっついて歩く。その貴婦人たちの垢抜けないことといったら、これまた私たちの想像をはるかに超えている…。学芸の復興、美術の変革、宗教改革を軸に、この時代の人間と社会の具体像をいきいきと語り、『考えかたや習俗の総体』に迫ったアナール派第一世代による歴史叙述の傑作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 時代のなかの人間-ルネサンス期のフランス人
  • 第2章 知の追究
  • 第3章 美の追究
  • 第4章 聖なるものの追究

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 フランス・ルネサンスの文明
著作者等 Febvre, Lucien
二宮 敬
フェーヴル リュシアン
書名ヨミ フランス ルネサンス ノ ブンメイ
書名別名 Les principaux aspects d'une civilisation
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1996.5
ページ数 252, 7p
大きさ 15cm
ISBN 448008276X
NCID BN14299113
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全国書誌番号
97001645
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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