江戸の都市力

鈴木浩三 著

繁栄を誇った未曾有の大都市「江戸」は、どのように造られ、どのようにして人々の暮しを支えていたのか。自然地形を活かして、都市の骨格や、万全の防衛体制が定まったのが江戸の姿であった。天下普請によるインフラ整備や参勤交代などはヒト・モノ・カネの流れを生み出し、水運網の整備は全国の結びつきを強めた。家康が造ったこの町は、そうして経済を刺激し続け、エネルギッシュな大都市へと発展したのだ。本書は、江戸の歴史を地理、経済、土木、社会問題など多視点から見ていくことにより、その本質、発展の秘密に迫る一冊である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 家康以前
  • 第2章 百万都市への道-自然地形を活かした防衛都市
  • 第3章 成長の時代-城下町建設と貨幣経済
  • 第4章 幕府の体制固め-水運網と支配システム
  • 第5章 都市の管理システム-自治と市場のメカニズム
  • 第6章 都市問題とセーフティネット

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸の都市力
著作者等 鈴木 浩三
書名ヨミ エド ノ トシリョク : チケイ ト ケイザイ デ ヨミトク
書名別名 地形と経済で読みとく
シリーズ名 ちくま新書 1219
出版元 筑摩書房
刊行年月 2016.11
ページ数 270p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06924-5
NCID BB22409518
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全国書誌番号
22834176
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言語 日本語
出版国 日本
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