ドキュメント死刑囚

篠田博之 著

子どもを襲い、残酷に殺害。そして死刑が執行された宮崎勤と宅間守。また、確定囚として拘置されている小林薫。彼らは取り調べでも裁判でも謝罪をいっさい口にせず、あるいはむしろ積極的に死刑になることを希望した。では、彼らにとって死とは何なのか。その凶行は、特殊な人間による特殊な犯罪だったのか。極刑をもって犯罪者を裁くとは、一体どういうことなのか。彼らと長期間交流し「肉声」を世に発信してきたジャーナリストが、残忍で、強烈な事件のインパクトゆえに見過ごされてきた、彼らに共通する「闇と真実」に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 死刑に犯罪抑止力はあるか
  • 第1章 すべては夢の中
  • 第2章 孤独感と殺意
  • 第3章 底なしの憎悪、むき出しの悪意
  • 第4章 死刑への向き合い方
  • 終章 凶悪犯罪に社会はどう対処すべきか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ドキュメント死刑囚
著作者等 篠田 博之
書名ヨミ ドキュメント シケイシュウ
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2008.8
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06443-1
NCID BA86658355
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全国書誌番号
21488089
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言語 日本語
出版国 日本
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